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コラム:代理制民主主義の弊害

現在は、代表者を選挙で選び、代表者が政治を代行する‘代理制民主主義’である。

この制度には多くの欠点があるが、中でも‘主権を他人へ委譲する’ことを前提としていることが最大のネックである。このため、どうしても‘責任の所在が不明確’となりやすい。

1つ例を挙げよう。日本は現在700兆円以上の莫大な借金を抱えている。これは戦後60年以上続いた自民党政治の負の遺産である。しかし過去自民党に投票した人に対して「あなたが自民党に投票した結果、1人当たり700万円の借金を抱えました。700万円(4人家族なら2800万円)払ってください」と言って、素直に応じる人はいないだろう。

もちろん、自民党支持者だけが全責任を負うべき話ではない。歴代の大臣や有力議員の責任も大きいが、高級官僚や外郭団体にも責任の一端はあるだろう。しかし彼らの責任回避力は世界屈指であり、実際に責任を取らせることは不可能に近い。最後は‘国民全員が(増税等で)均等に負わされる’という結末になるのではなかろうか?そして誰も反省せずに同じ過ちを繰り返すわけだ。

私は日本人が大好きだが、日本人組織が大嫌いな理由はここにある。日本人は一人一人が自立した考え方を持っているのに、組織集団になるとなぜ愚かになってしまうのか?(そのヒント「日本人組織の欠点」はこちら)


最も残念なことは、過去の問題だけでなく、この先も状況改善の見込みが薄いことである。「このままじゃヤバい」と誰もが感じつつ、しかし(政治家も有権者も)自分の身に被害が及ぶとは思ってもいないので、誰も本気で取り組もうとしない。というか、真面目に取り組んだ人が貧乏くじを引くことになる(詳しく解説すると長くなるので省略します)。

以上が‘代理制民主主義’の弊害であり、似たようなことが過去に何度も繰り返され、またこの先何度も繰り返すわけだ。さすがにそろそろ脱却すべきではなかろうか?
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

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Author:Na-7
SE(システムエンジニア)として約15年間システム系ソフト会社を勤めあげ、2008年3月退社。現在、ゲーム制作会社設立を目指して活動中。

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